442 -Quatre cent quarante-deux-
内容紹介
メンバーはクラリネット、リードギター、リズムギター、ベースの4人。クラリネットの息づかい、マカフェリギターとベースの躍動感、それぞれの楽器の自然な響きを楽しむことができる作品となっている。ジャンゴが演奏していた王道のジャズ・マヌーシュのナンバーを始め、メンバーのオリジナル曲も収録。またハードバップのナンバーにも挑戦。ドラムもピアノもいない編成にも関わらず、意外にもこういったモダンジャズの曲も違和感なく演奏できるのもジャズ・マヌーシュ・スタイルの良さであり、また新たな可能性であるといえる。
【収録曲】
1.Undecided(Charlie Shavers / Sidney Robin)
2.Webster(Django Reinhardt)
3.Blue Will Be Gray(宮崎佳彦)
4.Douce Ambiance(Django Reinhardt)
5.September Song(Kurt Weill)
6.The Sheik Of Araby(Ted Snyder)
7.Nuages(Django Reinhardt)
8.Autumn Leaves(Joseph Kosma)
9.Bernie's Tune(Bernie Miller)
10.Valse de Filo(今給黎久美子)
11.Nica's Dream(Horace Silver)
12.Au Revoir!!(坂野いぶき)
13.I'll See You In My Dream(Isham Jones)
アーティストについて
【プロフィール】
宮崎佳彦(cl)
法政大学入学後、ジャズ研究会にてジャズを始める。その後、谷口英治氏に師事。現在はスイング、マヌーシュ、モダンと幅広く演奏を行う。第33回浅草ジャズコンテスト ソリスト賞受賞。
坂野いぶき(g)
幼少から独学でギターを覚え、16歳の頃より本格的に音楽活動を始める。現在はマヌーシュスタイルをメインに様々なジャンル・ユニットで全国的に演奏を行う。
Nicolas Carre(g)
1980年フランス生まれ。20代に初めてDjango Reinhardt を聞いて、オランダで jazz manouche の奏法を学ぶ。現在は東京で活動中。
今給黎久美子(b)
武蔵野美術大学入学後コントラバスを始める。Jazz manouche のスタイルを中心に国内外の演奏者と共演。本場フランスにおいてもセッション・ライブ経験を積む。コントラバス・編曲を水谷浩章氏に師事。